テイスティングの結果からも分かるように、オリーブオイル果汁100%のエクストラバージンオリーブオイルは、食材を選びません。和風の素材であっても同じです。サラダはもちろん、そのまま醤油のように焼き魚や網焼き野菜、冷奴やお蕎麦、お刺身にかけるだけで、素材の魅力を引き出してくれます。セビーチェ(マリネ)のように食材を長時間オイルに漬け込む調理でも、素材同士の味をまとめ、決して油っぽくなってしまうことはありません。
エクストラバージンオリーブオイルは肉や魚・魚介類の生臭さを緩和するばかりか、料理そのものの香りや味わいを格段、高めてくれます。鉄板の上で焼いただけの新鮮な食材に美味しいオリーブオイルを仕上げに回しかければ、それだけで十分に美味しいのです。使い方は貴方次第。美味しい発見があるに違いありません。
シンプルな調理法でこそ素材の本当の味を生かせるという説は、スペインにおいては本物のオリーブオイルがあっての実説です。